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オペラ
題材が 『宗教の問題』を取り上げているので 当然”い”は得られないし 日本人の宗教観と異国の人達の宗教観は相容れられそうで相容れられないものなので 理解するのが難しいかも。何せ外国と違って 日本はやたらと神様がいる国だから(笑) だいたい考えてみてください。今だに キリストVSイスラム教で戦争してますからねぇ。 統一民族日本人とは 宗教への考え方が違うと思いませんか? 作者のキムシン先生の言いたい事も っていう事をうったえたかったのかと。 舞台は宝塚らしく美しい。計算された舞台装置が美しい。が 内容はまったくもって宝塚らしくないものだったかと。(笑) とにかく 重い(笑) 勿論宗教は キムシン先生のうったえたい事の媒体でしか過ぎないけど しつこく訴えられるので どうしても話しの視点はここにいってしまう。 けど この舞台を”宝塚の舞台”にしているのは やっぱり主役コンビの力なんだと思う。 綺麗ですよ マンリーコ@たかこさんもレオノーラ@花ちゃんも。 ああ~ ここは宝塚の舞台って思える説得力がある。(例えマンリーコが自信に満ち溢れ、野心家だという設定にもかかわらず 何もしていなくても(笑)) けど でも 今回一番かっこいいのは バリア@たにちゃんではなかろうかと。ホント バリアかっこいい~(どっかでこんな役柄をしていたなぁ~感はあるが) その昔 ジプシーは異質な存在だった。 キリスト教徒にもなれなかった。 キリスト教徒は恐れていたのかもしれない。彼らの存在を。だがジプシー達は 高らかと歌う。 『シーザスは嫌いじゃない』・・・と。神はきらいじゃないが・・・キリスト教徒が嫌いなわけじゃない。 お前達キリスト教徒のが俺達を受け入れないんじゃないか!・・・というのを言いたいんだろうなぁ。 イケ面(笑)ジプシー軍団がひとりづつ処刑されていくのは けっこう圧巻。 客席で痛かったもん!(笑) マンリーコ@たかこさんは 美しい吟遊詩人役。ジプシーの仲間であるがホントはその昔 伯爵家からさらわれてきた子供。勿論本人は知らない。野心に溢れ、親孝行な息子で魅力的な美丈夫。 レオノーラちゃんを一目で虜にする美しさ。 野心に満ち溢れていたはずの彼は どんどん落ちぶれていき、最後にはレオノーラも失ってしまう。 失ってしまうといっても レオノーラが愛想をつかせたわけではないけど。 この落ちぶれっぷりもまたなんか 神々しいのよねぇ。マンリーコ。(笑) レオノーラちゃんは @お花ちゃんの相変わらずの着道楽ぶりに 初めはどちらのお姫様(?)って観ていたら実は女官だったらしい。 始めてあった とりたてて口も聞いた事もない人にメロメロな様子。(笑) なんかー 馬鹿姫だなぁって初めは観ていたんだけど いつもの事なんだけど @お花ちゃんのもつ吸引力で ぐいぐいとお花ちゃんに引き寄せられちゃうんだよねー。 マンリーコとの恋も 宝塚チックに綺麗なんだけど マンリーコが忙しい人なので ここの部分がもっと長かったらよかったなー。 敵役には 今回が退団公演となる ルーナ伯爵@がいちさん。 うまいです。 そして私にはルーナ伯爵は間違った人に見えなかった。 ただひたすらレオノーラを愛していた人っていうか・・・ 勿論領主という立場を考えると そんな恋にトチ狂っていたら農民一揆が起きるぞ(笑)の勢いでひたすらレオノーラを愛している人に見えた。 卑怯な手も使うけど 卑怯な手をつかってまでも彼女を欲したんだなー・・・と。 この話。重い宗教の話のみでは実はないんだなー。 領主ルーナ伯爵には幼い頃誘拐された弟がいた。それがマンリーコ。 はりつけにされ火あぶりにされるマンリーコを観て マンリーコの母親が告白するのさ。 そこで幕は降りるけど。 全てを失ってそれでもなおマンリーコは穏やかな顔で 天へと召される。 この最後は ・・・またもやキリストを彷彿とさせられた。 彼はキリストの生まれ変わりだったのかなー・・・という思い。 それにしては欲物すぎる人物ではあったけど(笑) PR COMMENT
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ここで観たものは全て夢、幻という事でお願いします(笑)
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