夢心地だったように感じる 前楽に寄せて 2006/11/11 (Sat)

寝れない。眠れない。　お子ちゃま並に睡眠の必要な私なのに・・・眠れない。寝れない。

　興奮している訳ではないし・・・眠らなければ明日が来ないと信じている程、子供でもないのに（苦笑）

　時計の針は１２時を回った。

　だから　今日はもう・・・前楽の日
　
ずっと　この日が、明日が来なければいいと思ってた。

　千秋楽の週には　私の誕生日も待っているけど、あまり歳をとる事に抵抗はないのに、２月１３日の日から　今年は自分の誕生日なんて来なければいいって　ずっとずっと思ってた。

　でも・・・時は正確にとまる事無く流れていった。　ひっくり返した砂時計が止まる事がないように落ち続けるのと一緒で。

　朝起きたら　生憎の雨模様。　やっぱり（笑）雨模様な日だったけど、洗濯して室内に干して　掃除して。

　１１時公演が開演したなぁ～って　まったりとしていた。

　友人のお計らいで、１１時公演のチケットも持っていたのですが、ＢＡＮＢＯＯちゃんにお譲りしたの。

　彼の地にお住まいで、コムちゃんファンのＢＡＮＢＯＯちゃんなのに、わたさんのお見送りの為だけに　わざわざ東京まできてくれる・・・っていうので、せっかく来てくれるのに　ナマで観劇してもらわないのは寂しいなって思ったから。

　それに　私は前楽のチケットを持っていたので、ここまでＷヘッダしないで　精魂込めて（笑）　なるたけ会社に迷惑をかけないように　行ける日には東宝へと通ったので（笑）その“Ｗヘッダ”はしない！を最後まで貫き通そう！とも考えて（笑）

　東宝劇場に向かう電車の中では　睡魔に襲われて（笑）　乗り過ごしそうで恐くて、遅刻はしたくなかったから　ちょっとドキドキしながら　意識が遠のいては戻し、遠のいては戻しの繰り返しで　何とか遅刻する事なく劇場に到着。

　不思議な感覚だった。　

　この日が来ちゃう事がまだ実感がない・・・というのが一番ピンとくる表現かも、だから夢心地

　劇場内は　白、白、白の会服の人達。

　『愛するには短すぎる』が終わり、『ネオ・ダンディズム』　

　何を観ていたんだろうか？　あまり記憶にない。

　涙が　なかったと言えば　嘘になると思う。　泣いたよね。　いつも泣くところでは　お約束のように泣いた・・・と思うんだ。

　けど、大劇で観劇していた時程の号泣っぷりではなかったと思うの。
　
　夢心地。　ずっと夢心地。

　昨日の夜から　ずっとずっと夢心地

　何だか現実を生きていないみたい。

　今東京宝塚劇場で『愛するには短すぎる/ネオ・ダンディズム』を観劇しているのも

　それが前楽だという事も

　これが終わると　明日は千秋楽だという事も

　わたさんが卒業しちゃう事も

　一緒に　９人も　星組の組子さんがいなくなってしまう事も・・・

　全てが夢心地。

　明るい前楽だったと思う。

　大劇の前楽では　感極まったわたさんが　そこには居たけど、東宝劇場の前楽は　明るい前楽だった。

　客席には　鳳蘭さん、順みつきさん、真矢みきさん、稔幸さんの姿があったとか。

　わたさん、何度目かのアンコールに　舞台の上から　ご紹介してくださったみたいだけど、観客の歓声が大きくて、私の場所までは　わたさんの声が届きませんでした。

　ツレさんとみきさんというのは分かったんだけど、後のお2人は誰だか分からなかった。

　「『ダンディズム』しちゃってすいません」・・・と言ったのは　多分　みきさんにだよね？（笑）

１番心に響いたのは、大先輩方を目の前にして、それでも胸を張って　誇らしげに

　「もう１度　言わせてください！　今の星組はサイコーです！」

　と言っておられました。　最高の笑顔で。

　その後は　ノリノリなわたさん

　サタディーナイトフーバーとか言って　ポーズとったりして（笑）　笑いと拍手をとってた。（笑）

　なんかねー　確かに　「サヨナラショー」も観たんだけど・・・やっぱり前楽の実感が湧きません

　そんな印象。そんな感想。

　前々楽を観た　ＢＡＮＢＯＯちゃんは　うちにお泊りだったから、前楽が終わるまで時間を潰していてくれたのだけど、この日の夜は　まぁ　ヲトメが話すことじゃぁなかろう！っつー話を　バトルして　えんえんえんえんループしながら語らっていたのですが（笑）それはまたそのうち（笑）

　東宝の劇場入り口で　帰り際、みきさんのお姿を　図らずもお見かけした。

　綺麗な人でした。　みきさんの男役さんには　あまり長身っていうイメージがなかったのですが、私がちょっと見上げるくらいには大きくて（ちなみに私の身長は１５９ＣＭ）やっぱり男役さんって考えているよりも大きいんだなぁ～みたいな印象。

　ちなみに　劇場前で待ってくれていたＢＡＮＢＯＯちゃんとは　そのすぐ直後に合流できたのに、みきさんを観てなかった。

　お　か　し　い（笑）　観ていてもよさそうなポジションなのに（笑）

　そんな実感のないままの　前楽

　でも　私がどんなに夢心地で現実を生きている気がしなくても　明日は千秋楽なんだよね・・・

　その事は　きっちりと　私の頭は理解しているのかも。　例え感情がその事を否定していたとしても・・・・

　

男目線、女目線 2006/11/07 (Tue)

５日は　コーナン貸切公演観劇。

　友人のＫＩＷＡちゃんが　一生懸命　コーナンでお買い物をしてくれて応募してくれて　当選した　貸切公演ペアチケット交換抽選券。

　私の くじ運の無さは　自分が一番自覚しているのでな、当日のペアチケットと抽選券の交換も　ＫＩＷＡちゃんにお任せさっ。　あはははは。しかし私は自分が乗った飛行機が落ちても生き残れる・・・と思っている人で（笑）そういう運はあるような気がする。まだ未経験だけど（笑）　　

抽選券とペアチケットを交換に行って戻ってきた時のＫＩＷＡちゃんの一言

　「ごめん・・・ＳＳ席じゃなかった」

　流石です（感涙）

　ＫＩＷＡちゃんは見事　１階Ｓ席１０列目上手側のチケットを引き当てきた。素晴らしいくじ運だわ（感激）

　いつもの如く（笑）幕間はﾋﾞｰﾙで乾杯！（はぁと）をしながら　「愛短」について語っていたのっ。

　久しぶりに私の剥離するもの感が爆発（笑）していて、「やっぱり『船を降りたら元に戻ろうよ』というバーバラの台詞には、心の声で「君たちなにもはじまっていないからっ！」とツッコミをしちゃう・・・」という話を　ＫＩＷＡちゃんにしてみた。

　だってねぇ、あの場面で初めてお互いの気持ちを打ち明けた訳で、それまではお互いがお互いを　どう思っているか（フレッドの気持ちは　私たちには分かるけど、バーバラの気持ちは分からない。・・・しかもバーバラのしている行動が好きな人にする行動とは　とても思えなかったりもするし（苦笑））

　アンソニーにバーバラは君が好きなんだよ。・・・とフレッドは言われているからと言って、それはアンソニーの推測であって、バーバラにフレッドが好きなの？と聞いて知っていた訳でもないしね・・・（笑）

であれば、この段階では　なーんにも始まっていない・・・と思うの。おもいっきり私感だけど（笑）

　っつーか　これから始まる・・・んだよね・・・それを全てすっ飛ばして　「元に戻ろうよ」はないんじゃなかろうか？と　つい思ってしまうのよねぇ・・・（苦笑）

　ＫＩＷＡちゃんには　この私の剥離する思いを分かってもらえて、肯定してもらえたので嬉しかったわ（ほほほ）

　勢いにのった私は　めくるめく１夜の話までしだす始末（笑）

　だって・・・ワタクシの周囲は揃いも揃って　「めくるめく１夜はない！」・・・といいきられているから（笑）　私としては納得できなかったりするんだよねー。

　だってさぁ　フレッドとバーバラの年齢設定って　一応２６歳なんでしょう？　いい加減大人な２人じゃない？　なの にこの状況で何もない・・・なんてありえる訳？

　もしこの2人が１０代であったなら、何もなくていいと思うし、私だって「めくるめく１夜」があって欲しいなんて思わないし、そんな妄想すら抱かないと思うの。

　淡く儚い恋だねぇ～　ホロリ・・・で　ああっ　とっくの昔に　私が　失ってしまったものだわ～（ホロリ）で（笑）

　フレッドとバーバラが出逢った時は何もなくて当然だと思うのよ。

　けど再会した時には　もういい大人で、フレッドだってバーバラにしたって　恋愛経験が皆無・・・なんて事あるのでしょうか？

　その外見と肩書きじゃぁ　女の子に不自由しないと思うじゃない？　ってフレッドはバーバラに言われちゃう人なんだし、キャンパスライフ中に　まったく女っけのない生活をしてたとは思えないし、何てったって　お友達がアンソニーだし（笑）←ポイントだよね？（笑）　フレッドがどんなにクソ真面目な人間でも　最低、１回や２回は絶対にフレッドに女の子紹介しているって！　世話焼いてるって！（笑）

　バーバラだって　芸能界という華やかな世界に身（まだ途中だったとは言っても）をおいていたんだから、恋愛の1つや２つは芸の肥やしでしょう！（笑）

　そんな　大人の２人が再会して　チューだけで　はい！さよなら～というのは　ありなの？（苦笑）

　そんなだったら　船を降りた瞬間に船の上での出来事は全て夢、幻（はぁと）と　あっさりと割り切れ、一歩船から地上へと踏み出した瞬間から他の人と腕を組んで　楽勝で微笑めると思うのですがね（笑）どうなのかしら？

　精神的な結びつき+肉体の結びつき・・・があるから、人は忘れなれない想い出というものができるのじゃぁなかろうか？と考えてしまう訳で（苦笑）←大人ならね
　
　だからこそ忘れられない想い出にもなるし、一生その人を愛してもいけるのではなかろうかと考えたりしているので、私にとって「めくるめく１夜」があったか　なかったか　というのは大変重大な問題なのよっ！（はぁはぁ）

　と、ＫＩＷＡちゃんに語っていたら　ＫＩＷＡちゃんに　あっさりと　

　「めくるめく１夜はあったでしょう」
　
　と肯定的な意見をいただきました。

　「あれだけフレッド暴走しているんだから　やってない訳ない！」

　ときっぱりと（笑）

　流石は男性目線で物語を追うＫＩＷＡちゃんだわ！（笑）　やー　私は一応ヒロイン目線で物語を見ているんだけどねー（笑）　それでもやはり何かがあったと思いたい訳ですよっ！

　よかったわ～　やっと私の意見に肯定してくれる人が現れて（涙）　うっ・・・・嬉しい・・・←そんなに嬉しいのか！？　ただのバカかも・・・（笑）
　
　ちなみに、私はブラントンが宝石の鑑定を終えて　あの部屋を出た後が　あやしい（笑）と睨んでおります（笑）

　絶対に　アンソニー（笑）が２人に気を利かせて　ブラントンを連れ出し酔い潰してかもしくは　あの部屋へ近づけさせないようにしていると思う（笑）

　その間に２人は・・・・・・・　えっへへ　うっふふ　←そんな笑いやめましょう～（笑）　
　
　　と、私は確信しております（笑）

　そして　アンソニーは　にやり　って　していると思う。　フレッドに貸し！（はぁと）←何故か（はぁと）なの（笑）としているはず。（笑）