タカラヅカの制服 黒タキ、黒燕尾 2007/01/24 (Wed)

星組さんの「ハロダン」のチケットを忘れました。気付いたのは、羽田空港へ向かう電車の中でした。

　・・・けど、人間、経験って恐いですねぇ～（笑）　慌てず騒がず（笑）、何とかなるだろう～♪・・・と、そのまま空港へ向かったとさ（にっこり）

　そんな諸事情（笑）により、私が入場できたのは、幕開き後、５分くらい過ぎてからだったのですが、だったからなのかしらねぇ

　舞台では既に「ハロダン」は始まっていた訳で、舞台の上には　男役さんも女役さんも黒タキを着て　白い手袋をして踊る姿があった。

　これが噂の　大浦みずきさんがニューヨーク公演で踊られた場面の再演なのかぁ～　と席に到着してすぐに分かった。

　そして、中心で踊っているのが　あかしくんだという事を　嬉しく思いつつ　思ってしまったんだよね。

　あかしくんが女の子だ！・・・って（苦笑）

　ちなみに・・・今まであんまりそういう風に感じた事ってなかったの。　勿論、性別は女性という事を十分に分かっている上で、舞台の上では男（役）って目線で　今までは　あかしくんを眺めてた。

　なのに、この「ハロダン」の黒タキに帽子、白い手袋で踊る　あかしくんを女の子だと思ったの。

　・・・なんだろーねぇ。どーしてなのかしらねぇ（笑）

　とにかく皆　おっ女の子だったんだなぁ～・・・と、とても納得してしまった訳で（笑）　

　あかしくん、普段は、不機嫌そうな（笑）顔をしているじゃない？　

　勿論当たり前なんだけど、あの不機嫌そうな顔（笑）って、舞台の上で　男役として作っている顔なんだなぁ～・・・というのが凄くよく分かった。

　というのはですねぇ、私が席に到達できた時の　あかしくんの顔は　普通～の一生懸命な顔で踊っていてね、あかしくんだったら、こんな場面なら　不機嫌そー（笑）な顔して踊りそうなものを・・・と思ってしまったのよね。

　もしかしたら、このニューヨーク公演での　このダンスって難しいのかもね。私はダンスなんて素人さんだから、振りの難易度（笑）なんて分からないけど、あかしくんの顔が「ネオ・ﾀﾞﾝ」の「惜別－オマージュ－」にて見せていた　突き抜ける笑顔系でした。

　・・・もしかして　あかしくん、この顔して踊っている時は、わりかしいっぱいいっぱいだってりして　男役の顔が作れないのかな？？？と　ちょいと勘ぐってしまったよ（笑）

　初日だし幕開きで　まだ表情が硬いだけだったのかな？

　黒の燕尾で踊る場面もあったのね、そこでも　あっ皆女の子だったんだなぁ～・・・と何故か実感してしまった。（笑）

　そんでもって実感・・・難しいんだな・・・タカラヅカの男役の制服と言われる　黒タキも黒燕尾も、着こなすのが・・・

　その他の衣装では　トクベツにそう感じなかったのね。

　着こなしが難しいと言われるジーンズ姿で踊る場面とかもあったけど、そんなに　皆女の子だわ・・・ってな印象にならなかったのに、黒タキ、黒燕尾の場面では　すっごい違和感があったの。

　えっと・・・男役１０年って本当なんだなぁ～・・・とすご～く納得しちゃいました。

　う～ん・・・本公演とか観劇していた時には　あかしくん以下の男役さんをそんな風には思わなかったから、・・・上級生の男役度（笑）の力が凄いんだなぁ～。

　そんな男役さんの黒タキ、黒燕尾の着こなしで、一番私の目を惹いたのは、というか単に私の好みかもしれませんが、どいちゃんの着こなしでした。

　たまたま上手側の最前列補助席に座っていたから、水ちゃん似、いや、おさちゃん似だ！・・・と、話題になっている、研１の真風涼帆ちゃんがすぐそば（たいがい端っこで踊っている事がおおくてね）だったけど、本当にスタイルのいい子だなぁ～と思って見てた。

　長身だし、今でも十分細いのに、これからもっともっと細くなってっちゃうのかなぁ～（笑）とか、長身だからというのも一因ではあるけど、華もある子だよなぁ～と思いつつ眺めてました。

　今は、まだまだ男役の形ができてないし、やっぱり体力もないから、最後の方はけっこう　ふらふらだったように感じたけど、頑張ってましたよ。（笑）　いい笑顔で踊っていた。　これからが楽しみですね。

　ちなみに私は、真風さんは、水ちゃんよりもおさちゃんに似ていると思います。ﾊｲ。

　公演としてね、残念だったのは、去年のヤンブラと違って、中心が誰っていうのが決まってなかった事かも。

　全員で・・・というコンセプトはとてもいい事だと思うけど、公演を観劇してみれば、明らかに　あかしくんが中心を取っていた訳で、タカラヅカの舞台って必ず主演がいて成り立っている部分があると思うのですよ。

　なのに今回の舞台では、隠れ（笑）主演はあかしくんだったけど、公表しての主演ではないだけに、中心として弱く感じた。

　あ～ぁ。どうせなら　主演　彩海早矢　というので見たかったな。

　そうしたら　もっと印象が違ったように思います。

　でも　何度も書いているけど（笑）　それでも楽しいですよっ！「ハロダン」

　あかしくんが　何かのインタビューで

　「誰のダンスがうまいとか下手とかじゃなくて、個々組の個性の違いとかを見てもらいたい」

　と語ってましたが、私もそう思う。

　各組の個性を比較してみたら　楽しそーだなぁ～（笑）って思いました。

　私が関西在住だったら　是非にも全組制覇したいところだが・・・幸（金銭的に）か不幸（全組見れない事）か　関東在住なのでねぇ、それはできそうにもありません（笑）

　・・・・スカステ待ちだな（笑）

手拍子って いつから始まっているものなのかなー？ 2007/01/23 (Tue)

　ショーとかで（お芝居ではあんまりないけど）手拍子って　何時頃から発生（笑）するものなの？

　と疑問に感じた事ってないですか？

　「ネオ・ダンディズム」では、しぃちゃんとすずみんの　まんまＴＣＡだよね？（笑）と仲間うちで評されていた場面。

　ちゃんとした名称では「恋するドンキ・ホーテー」の場面では、わたさんの大劇千秋楽に向けて、最後の大劇場に遠征してみたら、突然　手拍子が入るようになっていて驚いた経験があった。

　あのショーがあんまり手拍子の入れやすいショーではなかったから、きっと、ノリのいい（笑）星組さん大好きなお客様としては　あの場面で手拍子いれたくて　うずうず（笑）していたんだろうけど、タイミングが難しいだけに（入りのタイミングはいいけど、終わりのタイミングが難しい）なかなか手拍子の入る展開になりにくかったっぽい（笑）が、いつの間にやらそうなっていた（笑）

　私は普段東宝劇場での観劇がメインなので、大劇場を得て、東宝劇場へと場所を移した頃には　もう既に初日から手拍子が入っている事が多いから、今まで疑問に感じていたの。

　生まれて初めての初日の経験も　これまたやっぱり星組さん（笑）になってしまった（笑）けど、「ハロダン」を観劇して　その謎が解けました。

　初日から　手拍子って生まれるものなのね！？（笑）

　やー　初日から手拍子が入ってました（笑）

　たまたまこの日　私は最前列になる補助席の端っこで観劇していたのね、だから舞台で踊る生徒さん達の表情がよく見えたのだけど、それまでは　どちらかというと硬い表情をしていたように見えたのに、客席から手拍子が生まれた頃から　皆の表情が柔らかくなったように思う。

　わー　嬉しいんだー、私たち観客は手拍子するの楽しいけど、舞台で踊る生徒さん達も　手拍子されるの嬉しいんだなーと感じた。

　本当に幕開き当初と、手拍子が生まれてからでは　皆の表情が違うんだよねー。　

　にこにこ顔なの（笑）　嬉しそうなの（笑）　

　コロちゃんにソロがあったのね。この時も客席からは手拍子。

　コロちゃんは歌の上手い子だから、手拍子で声がかき消されちゃうの嫌じゃないのかな・・・と個人的に思ったりもしたんだけど、コロちゃんは　手拍子に答えるかのように嬉しそうに美声を披露してくれていて、気持ちよさそーに歌ってた。

　あーコロちゃん手拍子嬉しいんだなーと思っちゃいました。（笑）

　嬉しそうにされちゃうとねー、手拍子している私も嬉しくなっちゃって（笑）　気合入れて手拍子しちゃいましたよ（笑）

　バウホールっていい箱だよねー。　こじんまりしている分一体感があるっていうか・・・

　好きです、私。　バウホール。

　ところで、今回、わたさんが卒業してから、初めて星組さんを観劇した訳ですよ。

　まぁバウホールだし、ワークショップだし、リハビリ（笑）には丁度いいかな？と選んで　「ハロダン」を観劇した訳ですが・・・

　初めは何も考えず（いや考えてたけど、それはまた後ほど）に楽しく観劇していたのですが、第７場でハロー！タンゴ（’０２中国公演より）より）という事で、“我が懐かしのブエノスアイレス”の再演があってね。

　再演といっても、全然本公演とは似てもにつかぬ場面へと変貌を遂げていたけど・・・それでも

　ええっ　泣きました。（苦笑）

　パンフには“’０２中国公演より”　となってましたが、・・・これ・・・わたさんのプレお披露目の全ツでも　やってる場面ぢゃん（涙）って・・・

　演出がね、草野先生だったから、薄々は再演場面はあるかもなぁ・・・と考えていたんだけど・・・考えてはいたんだけど・・・・

　甘かった。こんな不意打ちでくるなんてっ！？

　別にどぉって事ない場面なのに、音楽が・・・と思った瞬間に涙が

　ダダっ（涙）

　・・・・と。

　おかしな人だと思ってください。感受性の強い人だと思ってください（笑）

　泣いている人なんていないのにね・・・　私は涙があふれてきて　大変な事になってましたよ。（苦笑）

　そんでもって極めつけは・・・第１２場のハロー！ボレロ（ラヴェルのボレロより）・・・

　・・・アレンジしているけど・・・この曲は・・・「ベルサイユのばら」フィナーレの「オマージュ」の曲ぢゅん！

　そして涙×２（笑）

　やー・・・まさかねー　こんな涙、涙な事になるとわねー・・・と思いつつ舞台の上で踊る皆を見つめておりました。

　７５分なんてあっという間。ノンストップで踊り続ける舞台の上にいる皆に拍手。

　終演後は一番年長さんな、毬野ゆいさんがご挨拶（違うかも。かつきねぇさんだとばっかり思っていたんだが）をされたけど、もう息たえだえ。言葉を発する事が辛そうだった。

　あかしくんとかも　歌うのが辛そうな事が多々あったんだけど、本当に踊られている人達は大変な公演だと思う。

　めちゃくちゃお衣装チェンジも素早いし。（笑）

　観て損ないです。機会があったら是非是非皆さんにも観劇して欲しい。