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 再演物のさだめ・・・としか言いようがないのですが、再演物ってやっぱり古いなぁ~と感じてしまう事がたびたびある。

 古いって感じる箇所は そのお芝居によって違うけど、言葉だったり(例、再演ものではなかったけど、かなり昔の時代に作られたんだろうなぁ~というのがありありと分かった「COPACABANA」)歌だったりする訳で、今回の「星影の人」は 歌に古さを感じた。

 トイレの順番を並んで待っている時に、すぐ前で並んでおられた、私よりも確実に年配のご婦人方も 「汀夏子さん・・・30年前・・・歌が古い・・・」と話されておられたので、私よりも若い人は 確実に感じられたのではないでしょうか。

 とにかく 歌が 演歌 でした(笑)

 あとはねぇ、柴田先生は言葉も美しい言葉を使う人だし、30年前の作品だったとしても現代でも全然違和感なかったんだけど、歌だけは・・・もにょごにょ・・・・(苦笑)

 タカラヅカで再演ものを上演する事に反対はしません。

 是非再演して欲しいと願う作品も あったりしますし(それは再演されず・・・ですが)。

 でも再演するにあたって、手直しというか焼き直しはして欲しいなぁ~と切に願うよ。

 水ちゃんの総司は、爽やかさんで、一点の陰りもない真っ直ぐな好青年という感じ。

 土方さん@ゆみこちゃんや、山崎さん@ハマコに いじくられているのが 可愛い(笑)

 水ちゃんて こんな役もできるんだなぁ~・・・私の水ちゃんのイメージは おほほほほ、「スサノオ」のアオセトナでとまってます。(笑)

 あのインパクトが強すぎてねぇ。 色悪のイメージが強すぎて、若干 舞台の上の総司@水ちゃんが薄く感じたんだけど、それもこれも私のアオセトナさまのイメージ(あれ濃すぎだもん)と、真ん中の役の白い役って、薄くなりがちという二つの理由からなんだろうなぁ~。

 しかし・・・目のつけどころがシャープ(笑)な土方@ゆみこちゃんは、新選組に戻ってきた水ちゃんがが女物の傘を持っている事に気付き、 つかさず傘の事をツッコミ、水ちゃんが土方さんに色恋の事を指南される事になるくだりには、肩を震わせてしまった。(笑)

 みっ水ちゃんが ゆみこちゃんに 色事を指南されているぅぅぅぅぅ~~~~~(笑)

 ゆみこちゃんが 水ちゃんに 色事を指南されるなら分かるけど、逆なの???ぉぉぉぉぉ~~~~~(笑)・・・とかなりツボってしまいました。

 私の壊れた感性のゆみこちゃんのキャラというのは、大人になりきれない大人。

 少年のような大人じゃないよ。

 大人になりきれない大人なの。

 このイメージは、ゆみこちゃんの主演作「NAKED CITY」のビリーのイメージが強いのかも(笑) ちなみにこの作品大好き(はぁと)

 んで、アオセトナ@水ちゃんは、その道(どの道?(笑))に関して言わせてもらえれば、百戦錬磨(笑)でしょう?(笑)

 そんな偏見(笑)に満ち溢れたイメージを持つ私からしたら、ほぉんとうに 楽しい光景でしたよ。←ちと楽しいの意味が違うけど(笑)
 
 言わば、大人になりきれない大人が、百戦錬磨な男に 色恋を説いているシーンだもの。

 笑うよね? 笑うでしょう?(笑)

 私がゆみこちゃんに対して大人の男のイメージがないのは、私が観たゆみこちゃんの役に見た目は大人でも、精神的に子供っぽく感じる役が多かったからというのも少なからずある。

 花組さんは残念な事に、東宝劇場公演しか観劇してないのですが(全公演観劇する程のお財布の余裕はありません・・・)、「ラ・エスペランサ」にしても「洛陽のパレルモ」にしても ラ・エスは本当におこちゃま(笑)だったけど、「洛陽」なんかも、大人になりきれない大人な役だったよね。

 そんな印象をゆみこちゃんにもっている私が、初めてゆみこちゃんが演じる大人の役を見るのが土方さんだったから、初めはちょっと私のゆみこちゃんのイメージと、大人の男を演じている舞台の上の土方@ゆみこちゃんとのギャップを埋めるのに苦労してしまった。

 総司@水ちゃんとの絡みでは、見てて、うーん、総司@ゆみこちゃん、土方@水ちゃんのがハマるよなぁ~(笑)という印象があるのですが、照葉の膝枕で寝転がる土方@ゆみこちゃんは 素直にクールな大人の男でかっこうよかった。
 
 なんだー ゆみこちゃん大人の役もできるぢゃん!かっこいいぢゃん! 新たな魅力を発見!みたいな感じで(笑)

 となみちゃんの玉勇は 艶やかしっとり大人のいい女。 あまりの大人のいい女っぷりに 私の方がびっくらこいた。(笑) そしてちょっと手に汗握った。(笑)

 何故なら「愛するには短すぎる」のバーバラも初めは大人の女性として登場したのよね。 それがお芝居が進むにつれて どんどんどんどん子供に返っていっちゃった(笑)経由をしっていただけに、今回は最後まで大人の女を貫き通せるのか!?・・・みたいな感じでドキドキしてた(笑)

 私の心配は危惧だったけど(笑) となみちゃんは最後までしっかり大人のいい女を貫いておりました。(笑)

 劇中で舞った舞は 本当に綺麗だったなぁ。 日舞なんて上手い下手なんて私には分からないけど、うっとりと見惚れてしまったよ。(メロメロ)

 ハマコちゃんの山崎さんは、ハマコちゃんだった。(笑)

 この頃、大劇場の舞台でのハマコちゃんは とっても静か(笑)←BANBOOちゃんから ベルナールは?の問いただしがあったが・・・私の記憶にはございません。だってあそこ寝る場面だったぢゃん!(笑)だったから、何だか久しぶりに あつ~~~~い(笑)ハマコちゃんに会えて嬉しかったなぁ(笑)

 いいなぁ~ 大暴れしているハマコちゃん(笑) 好きだな~ ハマコちゃん(笑)

ハマコちゃんが演じている山崎さんはね、新撰組の一員ではあるけれど諜報部員という事で、新選組の制服(笑)な袴に誠の文字の羽織は着ていなくて、普通の町人とかが着ていそうな(地味な)着物姿なんだけど、その着物の裾を持って ぴゅっと裾をまくる仕草(ちなみに太腿丸見え(笑))とかが似合ってるの。さまになってるの。

 いいなぁ~かっこいいなぁ~(めろめろ)

 かなめちゃんの桂小五郎さんは、・・・つい最近宙組さんでも、桂小五郎さんを見ていただけに・・・ まず、わっわかぁ~ という印象。←いや、ほくしょーさんが老けているという訳じゃないんだが・・・(苦笑)
 
 えっと、ほくしょーさんの桂小五郎さんは 無駄に熱かったのね・・・みたいな(笑)←好きです。そんなみっちゃんが(笑)
 
 なんかもぅ、かなめちゃんの桂さんは 儚げな感じ(笑) 

 スタイルがいいのも多大にあるんだろうけど、立ち姿が綺麗だよね。 好きなんだ、かなめちゃんの立ち姿。

 相変わらず 低温な持ち味ではあるけど、新人公演も卒業したからなのか、今までよりも存在感がでてきたと思います。

 娘役さん達は あんまり出番がないのが残念ではあるけれど、(「新選組」が題材だもの、基本的には男の友情とかがメインな話(にも感じないのはどうしてかな?)だから、どうしたって娘役さんは割りを喰う)舞台に彩りはきちんと添えていた。

 そして雪組さんの娘役さんたち、和物が上手という印象。

 えっと・・・そう感じちゃったのは、つい1週間前に宙組さんを観劇したからというのが大きいかも。

 宙組さんと雪組さんだと、特に雪組の娘役さんは、和物が板についているように感じた。

 どうしてそう感じたかは分からないけど、きっとお化粧とか所作とか そういう事なのかもしれない。

 和物の雪組って言われるのも頷る。
 
 やっぱり経験値って大事なんだなぁ・・・雪組さんって何気に和物多いもんね。 
 
 それに比べて宙組さんは「維新回天・竜馬伝!」が宙組始まって以来の和物だもんね。(「望郷は海を越えて」を和物とカウントしなければ)

 次回もし、宙組で和物を上演される時には、今回の公演の経験が生かされればいいなぁ~と思います。

 そんな雪組さんの娘役さん達(含むとなみちゃん)で 唯一気になったのは、京都弁かしら?(笑)

 私もちゃんとした京都弁なんて分からないけど、なんとなくイントネーションが気になりました。(笑)

 やっぱり方言は美しい言葉なだけに、イントネーションが難し
のかもね。

 最後に私の疑問。

 観劇をする前は、「星影の人」という題名は、総司さんの事だと思っていたのですが、実は「星影の人」って玉勇ちゃんの事だったのかしら?

 私の観劇後の印象では、玉勇ちゃんの事・・・のように思える。

 総司さんからしたら、「星影の人」は間違いなく玉勇ちゃんの事なんだろうけど、土方さんとか新選組の仲間からすると、総司ちゃんが「星影の人」だよね?????

 うーーー・・・ん・・・柴田先生は総司さんと玉勇ちゃんのどちらを「星影の人」として この作品を書いたのかしらね?

 

 柴田先生に是非にも聞いてみたいかも(笑)
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 柴田先生の作品は 大好き!か あんまり好きではない・・・のどちらかに別れる事が多い。

 この頃の作品で 私がナマで観劇したものでは、どちらかというと“あんまり好きではない”な部類に分類されるかなぁ~

 「飛鳥夕映え」も「霧のミラノ」も 楽しく観劇できたけど、部類としては“あんまり好きではない”部類・・・になるな。

 あんまり好きじゃない・・・と私が感じる作品のどこが好きじゃないかと言うと・・・ ヒロインに人格がないところ(苦笑)

 名作と呼び名の高い、「うたかたの恋」も、マリー・ヴェッチェラ嬢があまりにも人格がなさ過ぎて・・・私的には苦手です(苦笑)

 あの あやか嬢(白城あやかさん)のマリーすら、“この人・・・白痴???”と思ってしまったくらいなもんで・・・ 時代考証すれば、確かにこの時代の貴族のお嬢様っつーのはこんな感じであったんだろうなぁ~・・・と理解していても・・駄目なものは駄目(苦笑)
 
 では、好きな作品は・・・と言われますと、

 「仮面のロマネスク」と「激情」

 あっ、どっちもヒロインがお花ちゃん(花總まりさん)だ(笑)

 両極端だけど、どちらもある意味激しい女性だった(笑)

 今回の「星影の人」は どっちの部類に入るのかなぁ~・・・とちょいと ドキドキしていたら、玉勇にはちゃんと人格があったので、よかったよかった。(安心)

 

 でも・・・


 確かに玉勇には人格があった。・・・あったんだけども・・・えっと・・・玉勇さんって芸妓さんだよね????

 舞妓さんじゃないよね????

 芸妓さんはお金がかかります。 

 着物代に化粧代。そのうえ、芸妓さんである限りは ずぅ~っとお稽古もしていかなくてはならないでしょう? するってぇと、お稽古の月謝や、もしかしたら先生方へのお礼なんかも包まないといけないかも。

 だから皆、旦那さんがいないとやってけない。

 玉勇さんだって、「見た目は華やかでも内情は違います」・・・みたいな事言ってるし。
 
 今は違うだろうけど、そんな諸事情を考えると、この時代の芸妓さんなら高確率で普通は旦那さんがいるものなんじゃないの???(笑)

 しかも玉勇は上玉(笑)ですよ! 旦那がいない訳がない(笑)
 
 ・・・と推測すると、玉勇ちゃん・・・あ~たの行動は奔放すぎるのでは ございませんことよ!(笑)

 何せ玉勇ちゃん、総司しゃ~んの事を 逆ナンします!(笑) しかも、傘を返すのを口実に置屋まで玉勇ちゃんを訪ねようとする総司さんに「傘なんてどーでもよろし」・・・と一括(笑)し、それよりもどっかでゆっくり会いたいわ・・・なんて言ってます(笑)

 総司さんの事を 玉勇ちゃんから誘った・・なんて旦那の耳にはいったら、どうするのかしらねぇ ドキドキ。(笑)

 あれだけの美貌と妖艶さを持つ玉勇ちゃんですよ。 どー考えても間違いなく 旦那メロメロでしょう~?(笑)

 芸妓衆の前で 総司しゃ~んを堂々と逆ナンなんぞしていたら、人の口には戸を立てられないもの(笑) どこぞで総司さんとの仲を聞きつけた旦那が逆上してしまって 刃物沙汰とかになったりするのではないのか?(笑)

 今の時代なら、 男の嫉妬、3角関係のなれの果て!美人芸妓殺害される・・・(笑)とかって お昼のワイドショーを華やかに賑あわす事になるだろうけど(笑) あの時代なら恐らく、芸妓1人が殺されたところで、旦那にお咎めはなかっただろう(笑)し、話題にもならない出来事で終わった事でしょう(笑)

 ・・・という訳で、玉勇ちゃんは、まんまと総司さんの逆ナンに成功し(笑)デートにこぎつける訳ですよ。

 なんか これって私好みぢゃない(笑) だって せつなくないんだもん・・・

 私好みから語らせてもらうと、総司さんも玉勇さんもお互いに惹かれあっているけれど、お互いの立場がそれを許さない・・・総司さんは新選組の掟、玉勇ちゃんは旦那を持つ身・・・これ以上進みようがない・・・だから言葉では言えない。けど惹かれる・・・みたいな方が好み。

 総司さんの突如の吐血も、何もあんな新選組の皆がいる前でしなくても・・・ それって何だかかっこう悪いってばさ!(怒)水ちゃんの総司像はかっこいいです。ハイ
 
 こちらも私好みで語らせてもらえれば、別にここで吐血して、新選組のみんなに自分が結核だとアピールしなくてもいいぢゃん! どうせ池田屋事件で音声だけ(笑)とはいえ、吐血し、皆に知れる事となるんだから!!!

 私は・・・池田屋事件が起きるまでは、玉勇だけが総司が結核だという事を知っていて欲しかったわ・・・

 総司と玉勇が初めて出会うシーンは今でも十分美しいシーンなので、少々壊してしまう事に躊躇いはあるけれど・・・でも心を鬼にして(笑) 出会いのシーンで、かっこよく総司さんがチャンバラした後に、勢いよく吐血しましょう(笑)

 総司は既に自分の病気を知りつつ、観客である私たちにも、総司が病気だという事にアピールする事ができる訳ですよ。

 そこで雨が降ってきて、傘をさして通り過ぎる玉勇達ちゃんとすれ違う。

 玉勇ちゃんが総司さんに声をかけ、傘を貸すくだりとなる訳ですよ。 

 その時に鋭い玉勇ちゃんは、着物の襟でもいいし、口元でもいい、どこかに付いている血に気付き総司に「血がついてますえ」←と京都弁でこう表現するかは知らないけど(笑)
 
 とか言って、何の病気かは分からないけど、何かの病気だという事が玉勇ちゃんに分かるっつー筋書きはどうでしょうかねぇ。

 「皆には内緒にしておいてくださいよ

 なんつー 総司@水ちゃんの台詞が めっぽう聞いてみたかったのですが(笑)

 と、ちょっと話が横道に逸れましたが(笑) 私からしたら、旦那もちな身なのに行動が奔放すぎて、今1つ謎の女性化していた 玉勇ちゃんでありました。(笑)

 でも、上記の話をBANBOOちゃんにしてみたら、ええっ!(笑)純粋潔癖培養液に漬けられ栓をされた試験管(笑)の中で保存されているようなBANBOOちゃんには、玉勇に旦那がいるだろうという疑惑(笑)すら受け付けてもらえず。(笑)

 「玉勇は豪商のお嬢様で、行儀見習いに芸妓しているんです!だから旦那はいません!!」

 ・・・と一括。(笑)されました。(笑)・・・ありえんて・・・・

 
 ここで観たものは全て夢、幻という事でお願いします(笑)
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